ハイライトってなに?ローライトとの違いは?美容師がわかりやすく解説!
ハイライトってなに?
ヘアスタイルに立体感を出したい!でもレイヤーを入れたスタイルにしたいわけじゃないし、パーマをかけたいわけでもないんだよね……どうすればパーマをかけたり長さを変えたりせずに、立体感のあるおしゃれなスタイルになるんだろう
それなら、ハイライトを入れてみるのはどうじゃ?
あっ、髪さま!ハイライトって聞いたことはあるけど、具体的にどんなものなのかイマイチわからないんだよね。どういうものなのか教えてくれる?
もちろんじゃよ。それでは、簡単にハイライトについて説明していくとしよう。
髪に入れるハイライトとは簡単に言うと「髪に立体感を出すために、ベースのカラーよりも明るいカラーをポイント的に入れるもの」じゃよ。部分的に明るい色を入れることによって、ヘアスタイルを変えなくても立体的でおしゃれな雰囲気に見せることができるんじゃ。
そうなんだ、長さを変えたりしなくても雰囲気を変えられるところがすごく良いね!
また立体感を出したいときだけでなく、髪全体を明るく軽やかな感じに見せるためにハイライトを入れることもあるぞ。例えば髪を暗めの色にしているときにハイライトを入れると、重たい印象になりにくくなるんじゃよ。
ハイライトとローライトの違いって?
ハイライトで思い出したんだけど「ローライト」という言葉も良く聞くんだよね。ハイライトとローライトって違うものなの?
そうじゃな。ハイライトは髪の一部分にベースよりも明るい色を入れることじゃが、ローライトはその反対でベースカラーよりも暗い色をポイント的に入れるカラーリング手法のことを言うんじゃ。
そうなんだ!明るい色を入れるのがハイライト、暗い色を入れるのがローライトなんだね。
ローライトは髪に奥行を出したいときに入れることが多いぞ。また全体の雰囲気を落ち着いた感じにしたいときにも使われたりする手法じゃな。顔周りにローライトを入れることで、引き締まった印象に見せる効果なんかも期待できるぞ。
ローライトも魅力的だね。ハイライトだけじゃなくてローライトにも興味が湧いてきちゃった!
ちなみに作りたいヘアスタイルによっては、ハイライトとローライトの両方を入れることもあるぞ。ハイライトとローライトの入れ方については繊細なものじゃから、担当の美容師としっかり相談して、理想のイメージに近づけてもらうようにすることが大事じゃよ。
ハイライトを入れるときに気を付けることってある?
うーん、ローライトも魅力的だけど立体感のある髪にしたいから、やっぱり今回はハイライトを入れることにしようかな。髪さま、ハイライトを入れるときに気を付けた方が良いことって何かある?
そうじゃな。ハイライトは部分的にとはいえ「ベースカラー+ハイライトカラー」でダブルカラーをすることになるから、髪に少なからず負担がかかるということは、知っておいた方が良いぞ。
最近は髪が傷みにくいカラー剤を使っているサロンも多いみたいだけど、カラーのダメージはゼロじゃないもんね。
それからハイライトの場合、明るい色を入れるためにブリーチをすることが多いんじゃ。髪の色素を抜くために行うブリーチは、強力な分ダメージも大きいんじゃよ。そのためハイライトを入れるためにブリーチを行った場合には、髪の傷みが気になることもあるじゃろうな。
そうなんだ、しっかりヘアケア頑張らなくちゃ!ちなみにブリーチせずにハイライトを入れることってできないの?
黒髪や暗髪の場合だと、ブリーチせずにハイライトを入れることもあるぞ。ただベースとなる髪色が明るめの場合はブリーチをしないとハイライトカラーが目立たなくなってしまうので、ブリーチせざるを得ないじゃろうな。
そうなんだ……私の場合はどうなんだろう?
なりたいイメージによっても施術内容は違ってくるからのう。ハイライトカラーを入れる上でブリーチをするかどうかは、最初にしっかり美容師と相談すると良い。
わかった、相談してみることにするよ!
まとめ
ハイライトについて、知識がたくさん増えちゃった。早くハイライトを入れたスタイルにしたい!
まあ、そう慌てるでない。ハイライトと一口に言っても色々なスタイルがある。どんなヘアスタイルにするのかは決めているのかね?
あっ、まだはっきりとは決めていなかったよ……。全体的に立体感を出したいということは決まっているんだけど、それだけじゃだめかな?
だめではないが、ハイライトの入れ方にも色々あるからの。どのようなヘアスタイルを理想としているのかはっきりさせておいた方が、満足のいく仕上がりになると思うぞ。