天パにパーマをかけるのはあり?

髪質のお悩み

そもそも天パとは?

うーん……どうなんだろう?(ヘアカタログをみながら首を傾げる)

おや、何かお困りかね?

あっ、髪さま。実は、パーマをかけてみようかなと思っていて、ヘアカタログで色々なヘアスタイルを見ていたんだ。

ほうほう、そうじゃったか。

でも僕、天パなんだよね。天パでも、パーマをかけたスタイルってできるのかな?なんだか、せっかくパーマをかけても元々の髪のクセが邪魔をしてしまうような気がして……。それで、どうしようか悩んでいたんだよね。

なるほど。天パというのは、つまり癖毛のことじゃな。元々髪がうねっていたりする、癖のある髪のことを「癖毛」や「天パ」などと呼ぶ。天パは確かにスタイリングしにくかったりヘアスタイルが難しかったりと、色々難儀するところもあるな。

そうなんだよね。

ちなみに天パや癖毛にパーマをかけるのは、実はおすすめなんじゃよ。

えっ、そうなの!?

天パの髪にパーマをかけるのは……アリ!

天パの髪にパーマをかけることによって、自然な動きのあるスタイルが作れるんじゃよ。もちろん、なりたい髪型によっても変わってくるがな。元々ストレートヘアの人には出せない、天パだからこそできるヘアスタイルにチャレンジしたいのであれば、天パ×パーマはおすすめの組み合わせじゃ。

そうなんだ、何だか意外でびっくりしたよ!

ただし、天パや癖毛の人がパーマをかける場合には注意点もあるんじゃよ。

注意点?

基本的に、自分の髪のクセよりもパーマで強いカールを作らないと、パーマの意味がなくなってしまうんじゃ。元々の髪のクセよりも弱いカールをつけたところで、元々のクセはゆるくならないからのう。髪のクセの方が勝ってしまうんじゃよ。

そうなんだ。癖が強い天パの僕がゆるふわパーマをかけたからといって、ゆるふわになれるわけではないんだね。

そういうことじゃな。ちなみにクセを緩和させたいのであれば、パーマではなく縮毛矯正をかけることになるじゃろう。縮毛矯正というのは、髪をストレートにするための施術じゃな。

なるほどね。

話をパーマに戻すが、天パや癖毛の人がパーマをかけるときには「自分の元々の髪のクセよりも、パーマでは強いカールを作る必要がある」ということは念頭に置いておこう。せっかく思い切ってパーマをかけたのに、かける前と比べてほとんど変化がないのでは、悲しいからのう。

うん、そうだね。覚えておくよ!

天パにパーマをかけるなら自分の髪のクセを知っておくことが重要

また天パに限ったことではないが、自分の髪質のことをしっかり知っておくことは、似合うスタイルを作る上で非常に重要じゃな。

自分の髪質かあ……天パっていうことくらいしか、実は分かっていないかも。

今回のように天パにパーマをかけるという場合には、自分の髪の癖の感じや強さ、髪質(太いのか細いのか、やわらかいのか硬めなのか等)などを知っておくと良いじゃろう。癖の強さなどによって、パーマのかけ方や目指すスタイルは変わってくる。一度自分の髪と向き合ってみると良いぞ。

うんうん、なるほどね。

また、さっき天パくんが行っていたように、ヘアカタログなどを見て自分に似合いそうな髪型や「こうなりたい!」という理想のスタイルを探しておくのも、かなり良いな。どのようなスタイルになりたいのかがはっきりしていると、サロンで美容師にオーダーするときにもスムーズじゃ。自分が思い描いている理想のスタイルが正しく美容師に伝われば、そのスタイルに近づける可能性も高くなるぞ。

そうなんだ、ヘアカタログで色々なヘアスタイルを見るのは、間違っていなかったんだね。

そうじゃな。あとは、美容師にしっかり髪質のことを相談すると良いじゃろうな。腕の良い美容師なら、髪質に合った施術内容やスタイルを提案してくれるはずじゃよ。また「天パでパーマをかけたいけど、どんなスタイルにしたいのかはまだ明確じゃない」というような場合にも、担当の美容師に相談してみると良いな。

実際にカットしたりパーマをかけたりするのは美容師さんだもんね。僕はあんまり美容師さんと話すの得意じゃないんだけど、今度からはしっかり相談するようにしてみようかなあ……。

まとめ

まとめると「天パにパーマはおすすめだか、自分のクセより強いカールをパーマでつける必要がある」「自分の髪の癖に合ったスタイルにすることが大事」ということじゃな。

ありがとう、髪さま。勉強になったよ!

天パくんが安心して髪の相談をすることができる、良い美容師に出会えると良いのう。