ブリーチとは一体なんなの?カラー剤との違いを徹底解説
ブリーチってなに?
あ、髪さま!
ふぉっふぉっふぉ、何かね?
突然だけど、ブリーチって何?
ほう、ブリーチについて知りたいんじゃな?
うん、教えてよ!
いいじゃろう。ブリーチというのは、かつて週刊少年ジャンプで……
ちょ、違う違う!髪のほう!髪のブリーチだって!
あ、そっちのことじゃったか。ふぉっふぉっふぉ、すまんすまん。
というか、髪さまも漫画とか読むんだね……。
ん、何かね?
ううん、何でもないよ。それよりブリーチについて教えてよ!
ブリーチのう……そもそもキミはブリーチをしておるんじゃないのかね?
そうなんだけど、ふと「ブリーチって何なんだろう」って疑問に思ったんだよね。
なるほどのう。当たり前のことに疑問を抱くのはとてもいいことじゃ!
やっぱりブリーチをする身としては、きちんと知っておかないとね。
よいぞよいぞ。そんなキミにブリーチとは何ぞやということを教えてしんぜよう。
早く早く~!
コホン。では、ブリーチとは……ズバリ、髪の色素を脱色する薬剤のことなんじゃ。
髪の色素を脱色……つまり、髪の色を抜くってことでOK?
その通りじゃ!
冷静に考えると、すごいことをしてるんだよね……。
カラー剤との違いは?
ねぇ、髪さま。
何じゃ?
薬剤を使って髪の色素を脱色するのがブリーチってのはわかったけど、カラー剤との違いは何なの?
ふぉっふぉっふぉ、いいところに目をつけたのう。
でしょでしょ?教えてよ~。
いいじゃろう。ブリーチはさっき説明したように、髪の色素を抜くもの。それに対して、カラー剤は色を入れるものなんじゃ。
色を抜くか入れるかの違いってこと?
その通りじゃ。ブリーチは髪の色素を抜き、カラー剤は髪に色を入れるものなんじゃ。このあたりは勘違いしている人も多いかもしれんのう。
確かに!髪の色を変えるものってひとくくりに考えている人は多そうだね。
ブリーチのメリットって?
ねぇねぇ、髪さま。
何じゃ?
ブリーチとカラー剤の違いはわかったけど、ブリーチのメリットって何なの?
ブリーチのメリットは、大きくわけて2つあるんじゃ。
ほうほう。
まず、ひとつは透明感のある外国人風カラーを楽しめることじゃな。
なるほど!髪の色素を抜くからこそ透明感が出るんだね!
その通りじゃ!もともと日本人は黒髪。一度色素を抜かないと、外国人のような透明感のある髪色にはならないんじゃ。
言われてみればそうだよね。で、もうひとつのメリットは?
もうひとつのメリットは、本来であれば出せないような原色カラーも可能になることじゃな。
たまにキレイなイエローとかピンクの髪の人を見かけるけど、ああいう人はブリーチをしてるんだね。
そうなんじゃ。もともとの髪色があると、どうしても色が混ざってしまって原色カラーは難しいんじゃ。でもブリーチで髪の色素を脱色すると、ちょうど真っ白なキャンバスに色を塗るような感じになるんじゃな。
おお……、なんかかっこいい……。
ふぉっふぉっふぉ、そうじゃろうそうじゃろう。
ブリーチのデメリットは?
さすがにメリットしかないってことはないと思うんだけど、やっぱりブリーチにもデメリットはあるの?
その通り!基本的にすべての物事には、裏と表があるんじゃ。メリットがあれば、その裏にはデメリットがあるものと考えるのが自然じゃのう。
じゃあ、今度はブリーチのデメリットについて教えてよ!
いいじゃろう。ブリーチのデメリットは、大きくわけて3つあるんじゃ。
ふむふむ。
ひとつはすぐに色落ちしてしまうことじゃな。
ああ~、確かにそれはデメリットになるよね。やっぱり色落ちは避けたいもん。
もうひとつは、髪が傷むということじゃ。
まぁ、もともとある髪の色素を抜くんだから傷まないわけはないよね……。当たり前のことだけど、改めてデメリットとして聞かされるとショックかも。
そして、最後のひとつが 色の差が目立つことじゃ。
色の差……根元の髪が伸びてきたときにプリンになっちゃうことだよね?
まさにその通りじゃ。
確かに、プリンになるのはね……。恥ずかしいと思いつつも、忙しくてそのまま放置しちゃうこともあるし……。
ブリーチのデメリットはざっとこんな感じかのう。
ねぇ、髪さま。
何じゃ?
結局ブリーチっていいものなの?悪いものなの?
そう聞きたくなる気持ちもわかるんじゃが、こればかりは人それぞれ。ケースバイケースというやつじゃな。大切なのは、計画的に利用することじゃ。
なるほどね~。
心配なときには信頼できる美容師さんに相談するのが一番じゃ!