ハイライトを入れた髪に縮毛矯正ってかけられるの?
ハイライトを入れていても縮毛矯正はできる?
この髪型良いな。私もサラサラのストレートヘアになりたい!(ヘアカタログを見ながら)
毛先までまっすぐでサラサラのストレートヘアスタイルは、やはり人気が高い髪形じゃな。
あっ、髪さま。そうだよね。サラサラのストレートヘア、憧れちゃうな。私は少し髪にクセがあるから、ストレートにするためには縮毛矯正をかける必要があるけど。今度縮毛矯正かけてみようかなあ。
おしゃれモンスター君、そういえば少し前にハイライトを入れたと言っていなかったかね?
うん、髪に立体感を出したくてハイライトを入れたよ。それがどうかしたの?
ハイライトを入れた髪に縮毛矯正をかけるのは、あまりおすすめできないんじゃよ。
えーっ!?そうなの?どうして?
その理由を説明するためには、まずハイライトがどのようなものか正しく知っておく必要がある。簡単に解説しておこうかのう。
お願いします!
ハイライトとは、立体感や透明感などを出すために、ベースの髪色よりも明るいトーンのカラーを部分的に入れるカラーリング手法のことじゃ。トレンドの外国人風スタイルを表現するために、ハイライトを入れることも多い。また髪全体を明るくしなくても軽やかな印象になるところも魅力的じゃな。ハイライトを入れるだけでも、おしゃれなスタイルになるぞ。
うんうん。手軽にイメチェンできるのも良いよね。
ハイライトはベースとなる髪の色よりも明るい色を入れる必要があるから、基本的にはカラーリングを行う前にブリーチをする。ブリーチというのは髪の色素を抜くためのもので、ビビッドな色味を表現したりハイトーンカラーを入れたい場合などに行われるぞ。
そういえば、私もハイライトを入れるためにブリーチをしたような気がする。
ハイライトを入れた髪に縮毛矯正をかけるのがおすすめできない理由とは?
ハイライトを入れた髪に縮毛矯正をかけるのがおすすめできない理由は、ハイライトカラーを入れるためにブリーチをしているからなんじゃよ。
そうなの?
ブリーチをした髪に縮毛矯正をかけてしまうと、髪へのダメージがかなり大きくなる。ブリーチも縮毛矯正も髪に少なくない負担をかける施術じゃから、両方とも行ってしまうと、髪が傷んでしまう可能性が高くなるんじゃ。
そうなんだ。でもハイライトは、全体の髪をブリーチしたわけじゃないよね。ハイライトカラーを入れる部分だけだし。それでもだめなの?
例え一部分だけであっても、ブリーチを行った以上、縮毛矯正をかけるのはやめておいた方が良いじゃろうな。
そっかあ……。
ただし、絶対にできないというわけでもない。縮毛矯正に使用する薬剤や美容師の腕によっては、ブリーチをしていても縮毛矯正をかけることができることもあるぞ。「ブリーチをしているけど、どうしても縮毛矯正がしたい」という場合は、美容師に相談してみると良い。
できる場合もあるんだね。良かった!
縮毛矯正をかけることができる場合でも、やはりダメージが気になることが多いじゃろうから、ヘアケアはしっかりと行うようにな。自宅でのケアはもちろん、サロンで定期的にトリートメントを行うのもおすすめじゃ。
うん、わかったよ。
ちなみにハイライトを入れる場合にはブリーチをすることが多いと説明したが、場合によってはブリーチせずにハイライトカラーを入れることもある。ベースの髪色が暗めの場合や、ハイライトをそこまで目立たせずナチュラルに仕上げたい場合などじゃな。ブリーチをしていないのであれば、ハイライトを入れていても問題なく縮毛矯正をかけることができるぞ。両方したいという者は、ブリーチなしのハイライトを検討してみると良いかもしれんな。
まとめ
ブリーチをした髪に縮毛矯正をかけるのは、髪のことを考えるならできればやめておいた方が良いんだね。でもやっぱりストレートヘアになりたいから、できるかどうかサロンで相談してみようかな。
そうじゃな。どうしてもというなら、信頼できる美容師に相談じゃ。