白髪のある髪でもハイライトはできる?
白髪とハイライトの相性は?そもそもハイライトって?
うーん……。(鏡を見ながら指で髪をいじる)
おやおや、おしゃれモンスター君。何やら難しい顔をしているようじゃが、どうしたのかね?
実は少し白髪が気になってきたんだよね……。でも明るい髪色が好きだから、白髪染めはあんまりしたくなくて。どうしたら良いんだろう。白髪を目立たなくすることができるヘアスタイルやカラーってあるのかな?
それなら、ハイライトを入れてみるのはどうじゃね?
ハイライトって?
ハイライトというのは、透明感ややわらかさを出すために髪の一部分だけを明るいトーンの色で染める、カラーリング手法のことじゃよ。ハイライトを入れる量や場所、カラーなどによっても違った雰囲気になるから、ナチュラルなスタイルから個性的な髪形まで色々なヘアスタイルを作ることができる。ちなみに、しばらく流行が続いている外国人風ヘアなども、ハイライトを入れて表現したりするぞ。
なるほどね。
またベースとなる髪色よりも明るいトーンのカラーを入れる必要があるため、ハイライトを入れる部分の髪はブリーチして色素を抜く場合が多い。ブリーチをすることで、明るいカラーもきれいに出るようになるんじゃ。またビビッドな色を入れるのも、アクセントになっておしゃれじゃよ。
色々なスタイルが作れそうだね!
白髪のある髪にハイライト、実はおすすめ!
一部を明るいトーンの色で染めるハイライトは、実は白髪のある髪にかなりおすすめなんじゃよ。
そうなの?どうして?
ハイライトを入れることで白髪が目立ちにくくなるからじゃ。ハイライトを入れた明るい色の髪と白髪が上手く馴染んでくれるんじゃよ。またハイライトを入れておくと、白髪が伸びてきても根本が目立ちにくいというメリットもあるぞ。
そうなんだ!
ハイライト部分の髪には、できるだけ明るい色を入れると良いな。その方が白髪と馴染みやすくなって、より一層白髪が目立たなくなる。また立体感を演出することもできるぞ。
すごいね!
白髪がある方におすすめのハイライトの入れ方
ハイライトの入れ方は色々ある。白髪がある場合におすすめしたいハイライトの入れ方を、いくつか紹介しておこうかのう。
ぜひ知りたい。教えて、髪さま!
メリハリのあるスタイルにしたいなら「黒髪or暗髪+ハイライト」
ハイライトを目立たせてメリハリのあるスタイルにしたいなら、ベースの髪色を暗めにするのがおすすめじゃ。黒髪やダークブラウンなどが良いじゃろうな。ハイライト部分はブリーチでしっかりと髪の色素を抜いておき、アッシュなどの透明感のあるカラーを入れると良い。アッシュ系カラーは白髪とも馴染みやすいぞ。
そうなんだ。おしゃれなスタイルになりそう!
またハイライトは全体的に細く入れると良いな。そうするとハイライトなのか白髪なのか判別しにくくなるので、より白髪が目立たなくなるぞ。
軽やかでおしゃれな印象にしたいなら「明るい髪色+ハイライト」
軽やかな雰囲気にしたいのであれば、ベースカラーを明るめにすると良い。基本的に明るいトーンのカラーの方が、やわらかさや軽さを演出しやすいからのう。またベースカラーを明るくしておくと、白髪が伸びてきてしまっても目立ちにくいという利点もあるぞ。
確かに明るい髪色にしておいた方が、白髪は目立たなくなるよね。
ちなみに明るい色に染めるときにはブリーチをすることが多いが、ハイライトを入れるならベースの髪はブリーチしない方が良い。その方が、ハイライトが引き立つからじゃ。ブリーチするのはハイライト部分のみにして、全体に明るいトーンのカラーを入れると、良い感じの仕上がりになるぞ。
なるほどね。
まとめ
ハイライトを入れると白髪が目立たなくなるなんて、意外でびっくりしたよ。おしゃれにも見えて、一石二鳥だね。
そうじゃな。ハイライトを入れれば、白髪を「隠す」のではなく「活かした」スタイルを楽しむことができる。白髪は隠すものというイメージがあるが、白髪染めなどで隠す以外にも、おしゃれに見せる方法は色々あるんじゃよ。白髪があるからこそできるヘアスタイルにあえてチャレンジするのも、楽しいと思うぞ。
そうだね!色々なヘアスタイルに挑戦してみたいな。
ちなみにハイライトの入れ方やどのようなカラーをチョイスするかなどは、美容師としっかり話し合って決めるようにしよう。似合うヘアスタイルやカラーは人によって違うからな。また髪に関して何か悩みや心配なことがある場合にも、担当の美容師に相談してみると良いぞ。
施術前に美容師さんときちんと話し合うのはすごく大事だよね。