枝毛にも種類があるって本当？

ど、どうしたんじゃ！？天パくん！大丈夫かの！？

なんじゃ、枝毛を見ておったのか。何事かと思ってびっくりしたぞい。

天パくんは枝毛にもいろんなタイプがあると言っておったが、実際に枝毛にはいろいろな種類があるんじゃよ。

ふぉっふぉっふぉ、いいじゃろう。この髪さまが枝毛の種類について教えてしんぜよう！

まず挙げられるのが毛先だけ折れている枝毛じゃ。真っすぐ伸びている髪の毛先だけが直角に曲がっているようなタイプじゃな。

おそらく枝毛といったときに一番ポピュラーなのが、このタイプじゃろうのう。毛先が二股になっていたり、三股になっていたりするものじゃ。ひどくなると、それこそ稲のような状態になってしまうこともあるぞい。

枝分かれしているタイプの枝毛は、栄養不足が原因で起きているケースも少なくないんじゃ。髪にはたんぱく質が必要になる。良質なたんぱく質を摂取しつつ、栄養バランスのとれた食生活を実践していきたいところじゃのう。ちなみに、稲のような状態になっている場合、強引なブラッシングが原因となっているのかもしれんぞい。濡れた状態でのブラッシングを避け、もつれている場合にはそのもつれをきちんとほどいてから優しく丁寧にブラッシングすることじゃ。ブラシもナイロン製のものより動物の毛を使っているもののほうがいいぞい。

枝毛というと毛先が枝分かれしているものを思い浮かべる人が多いじゃろうが、髪の途中で枝分かれして輪っかになっているような枝毛もあるんじゃ。

途中で輪っかになっているタイプの枝毛は睡眠不足や栄養不足から来ている可能性が高いんじゃ。十分で質のいい睡眠、栄養バランスのとれた食生活など生活習慣を見直して、健康的な生活習慣を実践することじゃな。

毛先から途中が細くなっているタイプの枝毛もあるぞい。毛先が途中から細くなっているのは、毛先だけにダメージが与えられたり、栄養不足だったりすることが多いようじゃな。

そうじゃろうのう。枝毛の中ではわかりにくいタイプじゃ。毛先から途中が細くなっているタイプの枝毛は、キューティクルがダメージを受け始めた合図でもあるんじゃよ。ドライヤーを同じ場所に長時間あてないことや濡れた髪のまま寝ないこと、カラーリングやパーマの頻度を抑えることで変わってくるはずじゃぞい。

一度枝毛になってしまった髪は治ることはないんじゃ。そのため、枝毛ができてしまった部分に関してはカットするしかないのう。

自分でカットする場合には、枝毛になっているところの5㎝くらい上からカットすることじゃ。切れ味のいいカット専用のハサミを使って、断面が最小限になるように真っすぐ切るようにすることじゃな。一番いいのは美容師さんに枝毛カットをお願いすることなんじゃが、枝毛カットのできない美容師さんもおるんじゃ。その点は注意が必要じゃぞい。

トリートメントなどのヘアケアはもちろんじゃが、枝毛の原因であるダメージを減らすということが大切じゃな。

髪は思っている以上にいろいろなダメージを受けているんじゃ。例えば、毎日のシャンプーじゃ。シャンプーでのゴシゴシ洗いはもちろん、タオルドライでのゴシゴシといったものも摩擦になり、髪に大きなダメージを与えるんじゃよ。その後で使うドライヤーによる熱でも髪はダメージを受けるんじゃ。ドライヤーは20㎝くらい離して、一か所に熱が集中しないように気を付けることじゃな。ヘアアイロンやコテはできるだけ使わないようにしたいところじゃが、使うのであれば短時間で済ませるようにしたいのう。

紫外線によるダメージがあることを考えると、紫外線対策も必須じゃ。帽子や日傘などでしっかりと紫外線をカットしていきたいところじゃのう。

その通りじゃ。あと、忘れはいかんのが生活習慣の改善じゃな。栄養バランスのとれた食生活、十分で質のいい睡眠、適度な運動、ストレスの発散といった健康的な生活習慣を実践してこそ、健康な髪が生えて育つんじゃよ。健康な髪のためにも、カラーリングやパーマもできるだけ控えたいところじゃ。

では、今日勉強したことをおさらいしてみようかの。

うむ、その通りじゃ！

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