なんでブリーチすると髪が傷むの?その理由と対処法まとめ
この前友達がさ、ブリーチして明るくイメチェンしてたんだ。
ふむふむ。ヘアカラーでは出せない明るさが出るから、イメージを変えるにはもってこいじゃな。
でもブリーチって髪が痛むよね?それが気になるんだよなあ。
確かに髪が痛むが、そもそもなぜブリーチが痛むのかは知っておるのかな?
えっとえっと・・・知らないや、なんとなく痛むってイメージしかないかも?
ふむ!もっとブリーチのことを知る必要があるぞ!
さらにブリーチのお手入れや対処法について教えてしんぜよう!
え?本当??実はブリーチしてみたいんだよね!教えて髪様♪
そもそもブリーチとは何か
ブリーチとは簡単に言うと、髪の色を抜いてしまうことじゃ。
髪には色素があって、それぞれ色がついているじゃろう?
日本人なら髪の色って黒とか茶色だよね。海外の人ならブロンドとか。
あれって色素があるからあの色になるってことか。
そうじゃ、いわゆるメラニン色素というものじゃな。
年をとるとメラニン色素が作られなくなるから、白髪になるんじゃ。
おじいちゃんのホワイトカラーは自然なブリーチだね!
でも若い人は美容院で色を脱色してもらわないと、髪に色がついてきちゃうよね?
髪から色素を抜くブリーチの仕組みを説明していくぞ!
用意するのは2つの脱色剤じゃ。
1剤(過酸化水素)
アルカリ剤(アンモニア水)、過硫酸塩などの主成分が含まれたもの。
アルカリ剤で毛髪の表面にあるキューティクルを開き、髪の内部に薬剤が行き渡るようにする。
過硫酸塩が2剤の過酸化水素と結合し、髪の色素を脱色する手伝いをする。
2剤(アルカリ剤・過酸化水素)
過酸化水素が主成分。1剤と混ざることで酸化力が強い成分となり、髪を脱色させる。
この2つが混ざると髪に反応し、脱色が始まるんじゃ。
おおっ!化学反応で色が抜けていくんだね。
黒から茶、オレンジから黄色というように色が順々に抜けていくんじゃよ。
黒髪から一気に白髪になることはないんだ?
どんなにブリーチしても黄色は残るからのう。ブリーチで白までするのはほぼ不可能。
チャレンジしても、痛みだけが残るじゃろうな。
へえ、淡い黄色まではめざせるんだね!
でもやっぱり、痛みが気になるよ。
ブリーチするとなんで傷むの?
おっほん!それではなぜブリーチすると髪が痛むのかを説明していくぞ。
髪の表面にはキューティクルというものがあるのは知っておるかのう?
キューティクルが剥がれるとツヤがなくなるとかって、シャンプーのCMとかで言っているやつだね。
そうじゃ、髪の主成分であるタンパク質や栄養を保持しているのがキューティクル。
魚のウロコみたいな薄いものが、重なり合ってできているんじゃ。
それを無理やりこじ開けてしまえば・・・
髪に良くない!
ブリーチはキューティクルをこじ開けることで、髪の毛にダメージを与えてしまうんじゃよ。
さらに流し込んだ過酸化水素が髪のタンパク質である、ケラチンを分解してしまうんじゃ。
わーお!開けてはいけないものを開けて、大切なケラチンを分解させるなんて、とんでもないことだね!!
そうじゃ!ブリーチは繰り返すと「髪の毛がゴムみたいに伸び縮みする」というじゃろ?
ケラチンが分解されすぎて、元の形を維持できないんじゃ。
何回もブリーチした先輩がブチブチの切れ毛になっていたなあ、美容師さんにも止められたって。
ふむ、ブリーチにはリスクがあることを覚えておくことが大切じゃ。
何も知らずに複数ブリーチなど、大変なことになるぞ。
傷ませないでブリーチする方法は?
じゃあさっ!髪が痛む原因が分かれば、傷まない対策法もあるよね?
ない!基本的に傷まないブリーチはない!!
えーーーー!?
髪様でも傷ませない方法が分からないんじゃ、どうしようもないじゃんっ。
基本的には傷んでしまうが、、、マシな方法はなくもない
ケアブリーチ
髪の結合を補修するジカルボン酸が含まれており、従来のブリーチ剤より94%ダメージを抑制する。
アールブリーチ(Rブリーチ)
ブリーチ剤に混ぜて使うことで、有効成分を髪内部に運ぶ。
このようなブリーチ剤を使用すれば、髪のダメージを最小限に抑えることができる・・・かも。
かも?
ブリーチに絶対はない!
そうか、髪質やケアの方法にもよるしね。ブリーチって難しいんだな。
まずはケアブリーチやアールブリーチを扱っている美容院を探してみよう♪
ブリーチした後のお手入れ方法は?
ケアによってダメージを抑える方法はあるんじゃよ。
なになに?どうすればいいのかな?
市販のシャンプーは使わないことじゃ!
ダメージケア専用のシャンプーやトリートメントを使用するのが良かろう。
そうか、ブリーチした髪に今までのシャンプーじゃダメだよね。
シャンプーやトリートメントが良くても、環境や髪質によって痛むことはあるんじゃがな。
痛みすぎてどうしようもなくなったら、、、
なくなったら?
切るべし! !
そっかー、切るしかないのかー!
傷んだ髪はなかなか伸びてこないんじゃよ、
ダメージとはサヨナラした方が安心じゃ。
未練がましくなんとかしようとするより、ちゃんと切った方が良いってことだよね 。
ブリーチケアにオススメのアイテムは?
「ブリーチをするのはダメだ」とは言ってはおらん。
リスクを理解し、きちんとケアすることが必要じゃ。
うんうん、ブリーチのこと知らな過ぎたかも。
他に気をつけることやおすすめのアイテムはある?
ダメージケア用のシャンプーやトリートメントを使うこと。
髪を乾かす前に、必ずアウトバスオイルをつけてからドライヤーを当てるのがおすすめじゃ。
毎日のケアが大切なんだね。
使うアイテムは、ブリーチする美容院でおすすめを聞いて見ようかな?
うむ、ブリーチで仕上がりの良さやリスクを減らすことを求めるのなら、セルフブリーチではなく、美容師にお任せするのが安心じゃ。
そのついでに、ダメージケアの方法やアイテムについても、相談してみるがいい 。