ブリーチした髪の毛のケア方法は?現役美容師が教えるブリーチケア
うわーい!ブリーチしたよん♪思い通りの髪色で大満足!
それは良かった!・・・と言いたいところじゃが、ブリーチした髪の毛のケアは分かっておるかな?
あ、えーと、、、普段のお手入れと違うの?
ブリーチした髪には、適したケアがある!
現役美容師直伝のブリーチケアを教えてしんぜよう!!
そもそもブリーチすると髪の毛はどうなるの?
ブリーチした髪の毛は、いったいどうなっているのかを確認しておくのじゃ。
メラニン色素が脱色される同時に、キューティクルが開いている。
色素が落ちるまではともかく、髪を外部から守り、見た目の美しさを保ってくれるキューティクルが開いてしまうのは問題じゃな。
ペットボトルの蓋を開けてコーラを出すじゃろう?
(なんで突然コーラ??)
あ、うん。コーラを飲むときにはそうするよね。
ブリーチした後というのは、このペットボトルの蓋が開いたままと同じことなんじゃ。
ええ!?蓋はちゃんと閉めないと!
大事な中身がこぼれちゃうし、シュワシュワした炭酸が抜けちゃうよ!
うむ、ブリーチした後に色を入れても、色落ちが早いこともあるじゃろう?
これは蓋をしていないから、中身がこぼれてしまうコーラと同じことが起きているんじゃ。
キューティクルはコーラの蓋なんじゃよ。
キューティクル超大事!!
炭酸の抜けたコーラは味が落ちるし、中身がこぼれては大惨事。
蓋を閉めないということは、とても危険なことなんじゃ。
ブリーチした髪は蓋のないコーラ。
キューティクルのない髪は・・・
大事なうるおいも栄養素もこぼれちゃう!
だから傷んでしまうんだね。
施術後すぐは髪もキレイじゃが、見た目以上に髪に負担はかかっている。
放っておけば髪がパサパサに乾燥し、切れ毛が気になるようになってくるぞ。
ブリーチした髪に必要なケアとは?
キューティクルが開いてしまう他にも、髪には大きな問題が起こっておる。
髪の繊維が傷つき、さらに栄養素や水分が逃げてしまっているのじゃ。
それは大変!なんとかしないと。
髪に必要なケアには何があるの?
ブリーチした髪に必要なケア
- ブリーチによる科学反応で与えたダメージを補修すること
- 髪にうるおいを補給すること
- 開いたキューティクルが剥がれないよう、外部の刺激から髪を守ること
失った栄養素や水分を補給するほかにも、髪がこれ以上傷つかないように守る必要もあるんだね。
紫外線や乾燥した空気、ゴシゴシタオルで髪を拭く摩擦や強引なブラッシングは髪にとって負担になる。
髪を優しくいたわりつつ、髪に良いケアをすることが必要じゃ。
具体的にどんなケアをすればいいの?
ブリーチした後の髪を大切にしないといけないことは分かったよ!
でも、具体的にどんなケアをしたらいいのかな?
うむ、当然開いてしまったキューティクルをケアする必要がある。そのために必要なケアは
- ダメージケア専用のシャンプー&トリートメントを使用する
- トリートメント必須!
- ケアを継続すること
低刺激シャンプーやアミノ酸系のシャンプーに変えるなど、髪に強い刺激を与えず、うるおいを与えるアイテムを使用するのがおすすめじゃ。
いつものシャンプーじゃダメだな、新しいシャンプーに変えないと!
トリートメントはどうすればいいの?
シャンプーに合わせて、ダメージケア用のトリートメントを用意するのがいいじゃろう。
髪のすき間を埋めて、たっぷりとうるおいを与えてくれるトリートメントがおすすめ。
洗い流すトリートメントと、洗髪後に使用するアウトバストリートメントなどを探してみるといいじゃろう。
ホームケアでコツコツと続けていくことが大切じゃ。
さらに定期的にサロンに行き、トリートメントの施術を受けるのも◎
髪質や痛み具合を確認しながら、適したトリートメントをしてくれるぞ。
とにかくトリートメンが必要ってことが分かったよ。
開いたままのキューティクルを閉じるケアが必要なんじゃ。
コツコツとケアを続ければ、ブリーチした髪でも色落ちしにくくなるし、手触りだってよくなるんじゃよ。
ブリーチしたからって、髪の質が落ちるのをあきらめなくていいんだね!
希望が出てきた!
髪を守るため、さらに気をつけたいケア
紫外線は髪にとって大敵!UVカットヘアスプレーや帽子、日傘で徹底的にガードするといいじゃろう。
紫外線を浴びすぎると、ブリーチしていなくてもパサパサしちゃうもんね。
一度ダメージを受けると、元に戻すのが大変。
ダメージはケアするよりも予防することが重要なんじゃ。
なるほど!他には何に気をつけたらいい?
ドライヤーの熱風も髪に負担がかかるじゃろう。
髪に近づけ過ぎたり、過剰に乾かし過ぎたりするとますます乾燥してしまうぞ。
だからといって、乾かさないのはNGじゃ。
濡れたままの髪はダメージを受けやすくなる。
うっ、適当に乾かしたらダメだってことだね?
毎日のことだから気をつけないと。
ブリーチした髪にやってはいけないことは?
やるべきケアも大切じゃが、やってはいけないことも覚えておくがいい。
おっと、それも知っておかないとね!
ブリーチした髪でやってはいけないこと
- 髪の毛を強く引っ張る
- 髪を細いクシでとかす
- 洗髪後に乾かさず、濡れたまま寝る
これらは髪にダメージに与え、切れ毛の原因になるから要注意じゃ。
ブリーチしていない髪でも、よくないことばかり。
これは絶対に覚えておかないと。
まとめ
ブリーチした髪は痛みやすく、放っておけばどんんどんダメージが積み重なる。
その前にきちんとしたケアが必要なんじゃ。
トリートメントして、開いたキューティクルを閉じるケアを続けること。
ダメージを与える行為にも注意!
引っ張ったり濡れたままにするのは切れ毛の原因。
うんうん、ちゃんとケアして色落ちしにくい、手触りの良い髪になるよう気をつけようっと♪